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アルマンド・ヴァンデン・ハーメル(ダンス) の日記(英語)


活動日記:9月9日−9月23日

2005年9月9日(金)
アムステルダム・スキポール空港を出発、ロンドン、東京経由の長旅の後、今年の参加者ヘンク・フレイスンさん(動物像彫刻)は福岡空港に到着する。そこで、すでに日本に到着していた今年9月のもう一人の参加者アルマンド・ヴァンデン・ハーメルさん(ダンス)と落ち合う。アルマンドの奥様未央子さんも同行、平戸での活動をサポートする予定である(彼女もダンサーである)。夜の到着となったため、一晩福岡市内のホテルに滞在する。

2005年9月10日(土)
本日、今年の最初の参加者の平戸到着をもって、12xおらんだ2005年度版がスタートする。午前中、ヘンクアルマンド、未央子さんは、福岡から佐世保行きのバスに乗る。そして、佐世保にて、12xおらんだ実行委員会のイムケさんと堀田ゆう子さんに会い、車で平戸大橋の手前の町、田平まで行く。そこから、特別に用意された船に乗り、平戸までの最後の道のりは船の旅を楽しむ。平戸到着時はあいにくの土砂降りの雨であった。夕方より、地元の市民と12xおらんだの関係者を集めて、平戸港のカフェ、カロヨンにて歓迎会が行われる。12xおらんだ平戸実行委員会から歓迎会への参加者は、井上隆さん、町田雅之さん、籠手田恵夫さん、森公子さん、松口ゆう子さん、久家るり子さん(12xおらんだ平戸実行委員会)、山田さん、加藤さん、岡崎さん、イムケさん(市役所文化交流課)、大塚さん(アルマンドのホスト)、青崎みちるさん(昨年のヨリスのホスト)であった。その後参加者は、平戸での一ヶ月間の滞在場所となるアパートへと案内され、旅の疲れを癒す。

2005年9月11日(日)
朝10時に、アルマンドはホストの大塚さんと短いミーティングをし、1ヶ月のスケジュールについて話し合う。その後、大塚さんと町田頼子さんと一緒に、猶興館高校の文化祭を訪れる。午後、アルマンドヘンクは、平戸観光を行い、平戸文化と歴史の名所を見てまわる。案内は、籠手田さん、るり子さんとみちるさん。

2005年9月12日(月)
ヘンクアルマンドと未央子さんは朝9時に平戸市長の白浜さんを表敬する。井上さん(実行委員会委員長)と町田さん(副委員長)が9月の参加者を市長に紹介する。ヘンクは自作の蟹のミニアチャー添景を市長にプレゼントする。イムケさんが通訳を担当する。その他に、文化交流課の加藤さん、岡崎さん、萩原さんが同席する。午後、ヘンクはアトリエを、アルマンドは個人練習のスペースを見に行く。晩に、北部公民館にて、ヘンクは大人のための第一回目の「添景」ワークショップを行う。このワークショップでは、盆栽などの飾りとして使われる添景のブロンズ像製作に取り組む。今日はワックス(2−3センチの大きさ)を使って型作りに取り組む。12名の参加者があった。

2005年9月13日(火)
ヘンクはたくさんの人々が出入りする市役所のロビーに特別に設置されたショーケースに、彼がオランダから持参した自作の添景ブロンズ像を飾り、ミニ展覧会を開始する。アルマンドは午前中、田助町のハイヤ伝承館のスペースにて自主トレーニングを行う。夕方、このハイヤ節の練習を見学する。9月25日のハイヤ・フェスティバルにて披露される予定である。アルマンドは晩に立石先生の指導で第一回目の書道のレッスンを受ける。

2005年9月14日(水)
アルマンドは午前中ハイヤ伝承館にて自主トレーニングを行う。午後は、猶興館高校のダンスチームのためにワークショップを行う。晩に第一回目の弓道のレッスンを受ける。ヘンクは井上さんと久家るり子さんと、彼のホストである長嶋さんの喫茶店「ポケット」を訪れる。午後買い物を済ませた後、第一回目の茶道のレッスンのため、天桂寺を訪れ、堀田先生と娘さんのゆう子さんより指導を受ける。

2005年9月15日(木)
ヘンクは盆栽愛好家の井元さんを訪ねる。井元さんは骨董収集家で所蔵品を集めた博物館を持ち、また、椎茸生産工場を経営している。アルマンドは江迎知的障害者施設にてダンスワークショップを行う。10名の参加者がある。その後、猶興館高校ダンスクラブのためのワークショップを行う。

2005年9月16日(金)
アルマンドはいつものように朝の自主トレーニングを行う。夕方より、田平町民センターにて大人のためのダンスワークショップを行う。ヘンクは今日、鹿町工業高校を訪れる。そこで、野田先生、末吉さん、高田さん、そして有志の生徒さんと一緒に、ヘンクがオランダから持参した魚の鋳造型をもとにブロンズへの鋳造を実験的に行ってみる。技術を要する大変な作業は、1250度にもなるブロンズとの取り組みであった。20日にブロンズを型から取り出してみる予定である。取り出したブロンズ像は仕上げの研磨作業が必要である。

2005年9月17日(土)
ヘンクは今日、平戸小学校のなのはなクラブの子供たち17名のための、動物像作りワークショップを行い、みんなで粘土で鴨を製作する。

2005年9月18日(日)
アルマンドは毎年恒例の平戸大橋マラソン大会に参加する。10キロのウォークの部に参加する。晩に、田平町民センターにて第2回目の大人のためのダンスワークショップを行う。その後、アルマンドと未央子さんが離れに滞在している背山住職のお寺のパーティーに行く。夜、平戸港にて、平戸で有名なあご(飛び魚)の到来を鑑賞する。ヘンクは、先日のブロンズ鋳造の実験について、鹿町工業高校の山浦先生と、この先のプランについて話し合う。アイデアは、ヘンク滞在中に、彼が平戸に献呈するブロンズの作品を製作することである。そして、平戸港交流広場の2003年のハンスの作品、2000年のクラースの作品とともに設置される予定である。20日に先日のブロンズを型から取り出してみて、その結果から先の見通しを検討する予定である。

「アルマンドは平戸大橋ハーフマラソン&ウォーク2005に参加、10kmウォークの部に出場しました。朝方降りだした雨も10時のスタートの時点にはウソのように止み、小さな子供たちから88歳のお年寄りまで多くの市民と一緒に、平戸の海岸通りから少し上り坂になる山道を通り街へと降りていく10キロのコースを、途中のきれいな風景を楽しみながら、周りの人たちと仲良くなりながら、1時間45分かけて、無事完歩しました。」(リポート:久家るり子)

2005年9月19日(月)
ヘンクは朝からワークショップのための準備をアトリエにて行う。そして晩に、北部公民館にて第2回目の添景製作のワークショップを行う。アルマンドは相撲と日舞のお稽古(喜谷先生)を見学する。

2005年9月20日(火)
ヘンクは紐差小学校にて、午前(6年生)と午後(4年生)動物像製作のワークショップを行う。お昼は給食を共にする。その後、先日鋳造したブロンズ像の結果を見るために、鹿町工業高校に向かう。残念ながら、型から外したマグロのブロンズ像は、作品として使用できる状態ではなかったので、ブロンズ像作品製作の他の方法を探すことになった。アルマンドは自主トレーニングで一日を始める。その後、25日の平戸南風夜(ハイヤ)風人まつりにて披露する、彼のダンス・パフォーマンスの伴奏音楽の準備を行う。晩に、立石先生の指導で第2回目の書道のレッスンを受ける。

2005年9月21日(水)
ヘンクとアルマンドは、野子小学校で、動物像製作(ヘンク)とダンス(アルマンド)のワークショップを行うために、平戸島最南端へ向かう。その後、平戸市内にもどり、ヘンクは作品製作に取り組み、アルマンドは猶興館高校のダンスチームのためのダンスワークショップを行う。

2005年9月22日(金)
ヘンクは今日はアトリエにて平戸に贈呈する作品の製作に取り組む。また、夕方盆栽愛好家の井元さんを訪ねる。

2005年9月23日(土)
アルマンドは今日平戸商店街にあるコメルシオのスペースにて、リラックス・テクニックのワークショップを行う。


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